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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然とつなぐ~
SPF通信2006-vol.9-
2006.5.19発行
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SPF通信担当の海老根です。
ここのところ雨模様の天気が続いていますが、
以前、テレビの天気予報では晴れを「いい天気」と
表現するのはNGだという話を聞いたことがあります。
確かに雨を望む方もいますから。
二十四節季では4月20日~5月5日ごろを
稲や麦を助ける雨「穀雨(こくう)」というそうです。
そろそろ「五月晴れ」が恋しいところですが…。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
使ってもらえる環境コミュニケーションツール
~環境教育の場や生活者が求めるツールを作る~
2.ブログ「寄り合いひろば」
ビジネスチャンス?!中国産割りばし輸出停止へ
3.環境イベント・セミナー情報
(1)樹木・環境ネットワーク協会 勉強会「聚会(しゅうかい)」
第1回:木の家に住むということ
(2)【おすすめ本】 『気候変動+2℃』
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使ってもらえる環境コミュニケーションツール
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この時期になると、すでに環境報告書やCSRレポートの準備に
入っているところでしょうか?
早いところですと、来月辺りに発行される企業もあります。
前回お知らせした当社の調査でも
227社の企業から報告書を送っていただいたのですが、
その中には一般消費者向けの環境啓蒙、環境情報の提供を目的とした、
冊子やビデオなどの環境コミュニケーションツールも同封して、
送ってくださるところがあります。
当社の調べによるとこうしたツールを制作している企業は、
60社/227社(約26%)でした。
このようなツールを学校などの環境教育の場や、
家庭の中でも継続的に使っていただければ、
企業イメージを高めるためにも、とても効果的です。
しかし、中には残念ながら、全部読んでもらえなかったり、
使ってもらえず捨てられてしまったりするツールもあります。
その多くが6月号の「日経エコロジー」でも指摘されていましたが、
「工場などでの環境の取り組み」「環境問題の基礎知識」
「環境製品開発の取り組み」などといった、
自社の取り組みを伝えるだけの内容のもの。
実際の学校などの環境教育の場や一般消費者からは
生活者の視点に立った、環境に配慮した生活のヒントに
なるようなものがほしいという要望が出されています。
当社の調査では、こうした要望に応えるツールを作っている企業は
24社/60社(40%)、全体の227社からすると約1割でした。
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環境教育の場や生活者が求めるツールを作る
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当社で企業の方から依頼を受け、または当社からのご提案で、
冊子や社員向け環境教育サイトなどのツールを制作する際は、
独りよがりにならない、消費者の目線で作るよう心がけています。
例えば、なぜ環境に配慮した生活が大切かという分かりやすい
解説をした上で、実際の生活で何ができるのか、
どんな効果が得られるのか、どうしたら続けられるのかといった
行動を促す仕組みも工夫します。
また、企業の商品やサービスといった事業を紹介するときでも、
その事業が環境に配慮した生活シーンでどう役立つのかを紹介します。
こういった内容を消費者の目線でバランスよく盛り込むことにより、
一方的に押し付けない、役立つツールに仕上げています。
そして、実際に手にとってページを開こう、ずっと使おうと思わせる、
ビジュアルや仕様、デザインなどの見た目や使いやすさも大切です。
せっかくお金をかけて作るのだから、
全部読んでもらえなかったり、
すぐに捨てられてしまったりするのは非常にもったいない。
環境教育の場や生活者の視点から求められるツールを作り、
継続的に使っていただくからこそ、
環境コミュニケーションツールを作成する意味があるのだと思います。
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ブログ「寄り合いひろば」
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森林と里山の保全・有効活用を本気で考えるブログ「寄り合いひろば」。
今回のテーマは、
『ビジネスチャンス?!中国産割りばし輸出停止へ』です。
http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=488872
※「つぶやき」コーナーでもスタッフが気ままにつぶやいています。
ご意見、ご感想お待ちしています。
http://spfarm.exblog.jp/
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」掲示板から
ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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樹木・環境ネットワーク協会 勉強会「聚会(しゅうかい)」
第1回:木の家に住むということ
~日本の伝統的手法による家づくりと森林の文化~
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職人が木を刻み、金物に頼らずに木組みをつくり、
竹小舞を編んで泥を塗って壁をつくる?日本の建築文化には、
自然素材と伝統的な技術が織り成す世界が広がります。
日本の気候風土に根ざした建築技術は、現代の住宅において
どのように活かされるのでしょうか。
「気持ちよい空間、楽しい暮らし」を理念に掲げ、
住まいづくりやまちづくりの活動に取り組む日高氏が、
住宅や森林を取り巻く諸問題について語ります。
■日時/5月26日(金)19:00~21:00
■講師/日高 保氏(きらくなたてものや一級建築士事務所代表)
■参加費/会員:無料、非会員:1,000円(学生500円)
■場所/東京事務局(都営新宿線「曙橋」駅 A4出口左手すぐ 角張ビル4F)
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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【おすすめ本】 『気候変動+2℃』
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『1秒の世界』、『世界を変えるお金の使い方』に続くシリーズ第3弾。
いま最も気になる話題、地球温暖化や気候変動をテーマにした
ビジュアルブックです。
■定価/¥1,260(税抜価格¥1,200) A5判変型/144頁
■発行/ダイヤモンド社
■責任編集/山本良一(東京大学 生産技術研究所教授)
■編集協力/独立行政法人 国立環境研究所
■編集・文/Think the Earth プロジェクト
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
『SPF通信』2006.5.19発行
登録/解除 : http://www.sp-farm.com/melma.html
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(有)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:海老根)
TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501
〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F
E-Mail : s.p.farm1@nifty.com
ホームページ : http://www.sp-farm.com/
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★(有)エス.ピー.ファームは
企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースするとともに、
日本の森林と里山を保全し、有効活用する
新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。
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