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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
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~人と人、人と自然をつなぐ~
SPF通信-vol.112-
2015.01.06発行
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SPF通信担当の大和田です。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今号のコラムですが、当社代表取締役の近藤が
今年の方針として、当社の考えを述べさせていただきます。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
新年のご挨拶
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新年のご挨拶
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2015年がスタートしました。皆様、今年もどうぞ宜しくお願いします。
ここ数年、当社では森林の保護・保全や林業の担い手を育成する事業に力を
注いできました。
特に林業の分野においては、産業としての再生、改革の一助を担うべく、それ
まで培ってきた企業やNPO等における人材育成、チームアップ(組織づくり)、
企画・マーケティング業務に関する経験やノウハウだけを頼りに何とか取り組ん
でくることができました。林業に関しては素人同然であった当社を温かく迎え
入れていただいた業界の皆様には、只々感謝するばかりです。
その一方で、日々林業界の特徴や動向を学ばせていただいた中で、常に当社に
期待されてきた“業界外出身の立場だからこそできるアプローチやサポート”
とはいったい何なのか、微力ではありますが常に模索、実践してきたつもりです。
そのような年月を繰り返す中で、林業界の実情を知れば知るほど日本の財産である
森林を守り活用(きちんとした産業に)するためのビジョン、方策、システム、
担い手の人材育成方法が十分に確立・整備されていないことが分かってきました。
でもそれは、何も出来ていない、何も進んでいないということではありません。
現に、森林総合監理士(フォレスター)、森林施業プランナー、フォレストマネー
ジャーをはじめとした現場技能者、あるいは地元のNPOや森林ボランティア等が、
それぞれに地域の森林の保護・保全、有効活用(生産)に資する取り組みを行っています。
ただ残念なことに、その多くがあくまでも“それぞれに”(点)になってしまっており、
大多数の国民や森林所有者の心を掴むような大きな動き(面)になっておりません。
それを打開するには、多様な森林の保護・保全や林業の担い手が共通のビジョンを持ち、
それぞれの役割を確認しつつ連携を図りながら取り組むことが重要です(既にその段階
にきています)。そのためには、先ずはそれを検討・確立するステージ(それらの実務者
と有識者が集う議論の場)をつくり、数人から成るコーディネーターがそれらを取りまとめ、
ベースとなるワンステップ上のビジョン、方策、システムを策定すること、言わば森林
の多面的機能を原資としたマーケティングの強化(確立)が必要ではないかと考えます。
2015年はまさしくそのスタートをきる1年だと思います。
当社といたしましては、これからも森林・林業界の外様組だからこそ出来ることとその
役割をきちんと明示し、日本の森林・林業の発展に少しでも貢献できるよう、発信・実践
していきたいと考えています。
今年もチャレンジ精神一杯で頑張ります!!
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『SPF通信』2015.01.06発行
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