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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然をつなぐ~
SPF通信-vol.133-
2016.11.30発行
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SPF通信担当の佐藤です。
東京では11月として観測史上初の積雪を
記録しました。
6~7億年前には、地球全体が氷で覆われた
時代もあったという説(スノーボールアース)
もあり、長い地球の歴史にとっては些細な
出来事かもしれませんが、私たちには大きな
ニュースでありました。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
里山利用のこれから
~里山への入口は広い~
2.ブログ「寄り合いひろば」
2年ぶりのキープ協会での認定森林施業プランナー研修
3.環境イベント・セミナー情報
エコプロ2016 ~ 環境とエネルギーの未来展[第18回]
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里山利用のこれから
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“里山”と聞くと皆さんはどんな風景を思い浮かべます
でしょうか?
谷津(やつ/緩やかな平地が続く広い谷地形)に田んぼ
や畑が広がり、谷津の両側には、針葉樹の林や針広混交林
のいわゆる雑木林と民家がぽつぽつと。もちろん地域によっ
て様相は様々ですが、緑豊かな“日本の原風景”を思い浮
かべるのではないでしょうか。
かつて里山は、雑木林から得られる燃料材(薪や木炭)、
作物を育てるために必要な肥料(落葉)、多岐に渡る木材
の利用など生活と密接に関わる場として利用しきちんと整備
されてきました。しかし、エネルギー利用の変化や代替製品
(木材・竹からプラスチック製品など)の普及、都市部への
移住、耕作放棄地の拡大など、時間の流れによって里山を生
活の中で利用する人も機会も徐々に減ってきました。
(近年問題とされている、クマが人里へ出没する一つの要因
としても、里山がクマなどの住む奥山と人里を分ける緩衝地
帯としての役割を果たしていましたが、里山の整備が進まな
くなるとその境もあいまいになり、クマが人里へ迷い込んで
しまうという話もあります。)
その中で里山を整備・保全していこうという活動は各自治
体や森林ボランティア団体の方々などによって従来から活発
に行なわれています。
生活の一部としての利用が減ってきている中でも、新しい里山
利用や活用が日々進んできています。
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里山への入口は広い
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ここ数年の里山では、自然教育などの体験学習の場として
活用されていることはもちろんのこと、エコツーリズムなど
の観光資源としても広く活用され、自然環境に対する意識の
高い外国人観光客向けのツアー(農業体験、日本の古民家滞
在)を開催している地域(岐阜県飛騨市など)では年々参加
者が増加しているとのことです。
その他、私たちに身近な活動として、里山とフード(地産
地消)を楽しめるマルシェ(市場)や里山とアート、里山と
音楽などいつもとは違った環境の中でそれらを楽しむイベント
も開催され、様々な入口(きっかけ)から里山を訪れる機会を
与えてくれる活動も行われるようになってきました。
生活の一部としてではなく、都市部に住む私たちにとっては
ある意味“特別な場所”としての利用の方が多いのかもしれま
せん。しかし、そうした少しのきっかけからでも興味を持ち、
「また行ってみよう」と思うようになれば、その先の整備・
保全にもゆくゆくはつながっていくのではないかと思います。
里山はまだまだ多くの可能性を秘めている場所です。どんな
入口からでもまずは一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。
当社でこれから新しい入口を模索し、「里山に出かけてみよう」
と思える企画・提案にも取り組んでまいりたいと思います。
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ブログ「寄り合いひろば」
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新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。
企業として森づくりに関わりたい方、
また企業とともに森づくりを行いたい方に
役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。
http://www.sp-farm.com/blog.html
○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181
【New !】ブログ-------------------------------------
2年ぶりのキープ協会での認定森林施業プランナー研修
http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=1102724
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」
掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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エコプロ2016 ~ 環境とエネルギーの未来展[第18回]
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1999年に環境配慮型製品の普及を目的にスタートしたエコ
プロダクツ展は、環境問題が国民的関心事となる中、プロダクツ
に限らず、サービスや環境経営、社会貢献にまでその領域を広げ
てきました。2011年の東日本大震災以降はエネルギーの創出や
効率的な利用を提案する出展も増えています。
また、昨年のCOP21では世界196カ国・地域が参加する新たな国際
的枠組みが決まり、数十年先を見据え、低炭素社会への取り組み
をどう加速させるかが今後の課題となります。
こうした流れと相まって、エネルギーミックスや電力・ガスの
システム改革の視点から、ICTを活用したスマート社会づくり
の動きも活発化しています。
本展の変容や時代のニーズに即するため、「地球温暖化対策と
環境配慮」「クリーンエネルギーとスマート社会」を2大テーマ
に掲げ、今回から展示会名を「エコプロダクツ」から「エコプロ
~環境とエネルギーの未来展」に改称しました。アジアを代表する
環境・エネルギー の総合展示会として、持続可能な社会づくり
を日本と世界、そして未来へ発信します。
ビジネスパーソンをはじめ、行政・公的機関の関係者、NPO
や大学・研究機関などで環境問題にかかわる方々、そして一般の
生活者から未来を担う子どもたちまで、皆様のご来場を心より
お待ちいたします。
【会 期】 2016年12月8日(木)~10日(土) 10:00~18:00
[最終日(土)は17:00まで]
【会 場】 東京ビッグサイト[東ホール]
【入場料】 無料(登録制)
【出展規模】700社・団体/1,500小間(見込み)
【主 催】 (一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社
(掲載情報は下記公式HPより抜粋)
詳細⇒http://eco-pro.com/2016/
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◆◇◆間伐材で環境保全活動!◆◇◆
間伐材ノベルティグッズ&クラフトワークショップ
http://www.sp-farm.com/kanbatsu/k_top.html
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『SPF通信』2016.11.30発行
登録 http://www.sp-farm.com/melma.html
解除 y.sato-spf@nifty.com
恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。
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(株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:佐藤)
TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501
〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F
E-Mail : y.sato-spf@nifty.com
ホームページ : http://www.sp-farm.com/
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★(株)エス.ピー.ファームは
企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースをするとともに、
日本の森林と里山を保全し、有効活用する
新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。
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