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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然をつなぐ~
SPF通信-vol.142-
2017.08.31発行
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今月のSPF通信担当の佐藤です。
先日ニュースで米アラスカ州にある「酔っぱらいの森」
というのが、紹介されていました。
気温の上昇で永久凍土が解け地盤が緩み、その影響で樹木が
バランスを取ろうとしてゆがんで成長したり、木同士が倒れて
寄りかかったりする様子から地元でそう呼ばれ、温暖化が進めば、
この現象は広がるとみられているそうです。
自然の変化が人の活動による影響なのか、自然の摂理なのかは
なかなか判断するのは難しいですが、まずはこうした変化に
気づくことが大切なのだと思います。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
若きプランナーたちの背中
~教える立場の責任とそのプレッシャー~
2.ブログ「寄り合いひろば」
林業界における人材育成のあり方の転換期
3.環境イベント・セミナー情報
白神山地 森林の楽校2017
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若きプランナーたちの背中
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先月、京都で開催された森林施業プランナーの育成研修に
ファシリテーター(研修の進行役)としてお手伝いをさせて
いただきました。
今年もプランナーを目指す意欲ある研修生の皆さんが2泊3日
の研修を通し、スペシャリスト(講師)たちから知識を学び、
他の研修生との交流を深めていく中で、自分自身の強みや弱みを
見つめて、新たな発見が数多くあったのではないかと思います。
ただ、昨年とひとつ違いを挙げるとすれば、研修生のほぼ半分
近くが20、30代と今までの研修生の年代からみて、若いという
ことです。
理由の一つとしては、プランナーの育成研修が始まって10年近く
が経ち、プランナーとして既に多くの経験を積んで業務にあたって
いた方々から順番に研修に参加され、徐々に次の世代へと各事業体の
中でもプランナーの育成を進められてきているからではないのかと
感じています。
研修生の皆さんはプランナーとしてはまだこれから経験を積んでいく
という段階ではありますが、ほとんどの方から共通して出てきた言葉は、
“地域の山を守っていく”“山を持つ所有者に喜んでもらいたい!”
という思いでした。
それは長年経験を積んだプランナーにも負けない熱い思いに、同世代の
私自身感動すら覚えました。
プランナーは仕事で求められる専門性も高く、これから多くの場数を
踏まれていく中で、思い通りにいかないことも多いのかもしれません。
それでもその熱い思いはいつまでも持ち続けてほしいと思います。
地域の山を背負う、その背中は同世代とは思えないほど非常に大きく
頼もしく見えました。
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教える立場の責任とそのプレッシャー
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プランナー研修に参加される研修生は、初めからプランナーを
目指すべく事業体に入った方や、現場(チェーンソーで木を伐ったり、
搬出したり)を経験した後、プランナーとなる方など様々です。
研修の合間に現場経験のある研修生のお一人とお話をした時に、
「実はこれから新しく林業につく現場の技術者(1年生、2年生)を
対象にした研修でチェーンソー技術等を教えることになった」という
方がおられました。
ただ、その方が心配していたのは、人前で緊張してしまうことや、
自身の事業体だけではなく他の事業体の研修生にも教えるという立場
として“責任”を感じており、上手く教えられるかどうかということでした。
お話を聞くことだけしかできませんでしたが、その“責任”に対して
プレッシャーに感じているということは、裏を返せば真剣に取り組もうと
している前向きな姿勢の表れなのではないかと思いました。
当社でも数多くの研修会をお手伝いさせていただいてきた中で、
様々な講師の方々のお話を聞く機会があります。“すごいな!”と感じる
講師の講義は話が上手いということだけでなく、限られた時間の中で
教える相手をよく観察し、伝えるためのあらゆる工夫をされています。
中には話すのが苦手そうな方でも道具などを巧みに使って目で見えるよう
にしていたり、そうした伝え方の工夫からも熱意を感じます。
場数を踏んでいる講師の方でも常に責任とそれに対するプレッシャーを
感じているのだと思いますが、そのプレッシャーを熱意に変え、講義を
されているのではないでしょうか。
これから教える立場になる方には初めから苦手意識を持たず、どんどん
プレッシャーを感じていただきたいなと思います。
それに負けないくらい当社でも研修会などのサポートと場づくりに
これからも尽力していく次第です。
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ブログ「寄り合いひろば」
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新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。
企業として森づくりに関わりたい方、
また企業とともに森づくりを行いたい方に
役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。
http://www.sp-farm.com/blog.html
○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181
【New !】ブログ-------------------------------------
林業界における人材育成のあり方の転換期
http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=1102731
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」
掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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白神山地 森林の楽校2017
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JUON NETWORKが全国16ヶ所で開催している、
森づくり体験プログラム「森林の楽校(もりのがっこう)」。
世界遺産のふもと、
ぬくもりある木造の廃校活用施設を拠点に、
森林作業や、地元の方によるガイドでブナ林散策、
夜は、昔話を聞きながらの交流会など、
白神山地の人と自然を満喫する3日間です。
紅葉シーズンの白神山地を満喫しませんか。
お気軽にご参加ください。初心者大歓迎。
【と き】 2016年10月7日(土)~9日(月・祝)
2泊3日
【ところ】 秋田県山本郡藤里町
(秋田県北端、青森県との県境の町)
【宿 泊】 白神ぶなっこ教室(旧坊中(ぼうちゅう)小学校)
〒018-3201
秋田県山本郡藤里町藤琴字上坊中86番地
◇宿泊施設に改装してあり、畳の部屋に布団で寝られます。
◇地元の食材をふんだんに使った、郷土料理が楽しめます。
【内 容】 「小岳」登山、森林作業、ブナ林散策、交流会など
【費 用】 学生・会員: 25,000円/一般: 27,000円
※内訳:
◇参加費(ガイド・指導料、資料代、保険料等)
学生・会員: 10,000円/一般: 12,000円
◇宿泊費(2泊6食): 15,000円
※イベント中の移動費はJUONで負担いたします。
※集合場所までの往復交通費、温泉入浴代(1回300~400円)、交流会の飲み物代は、
別途各自でご負担下さい。
※申し込みと同時の入会も可能です。
(年会費が別途必要です。個人会員: 4,000円/学生会員: 2,000円)
【定 員】 先着20名 ※最少催行人数4名。
【締 切】 9月22日(金) ※締切日過ぎてのお申込みはご相談下さい。
【主 催】 JUON NETWORK
【日 程】
◆10月7日(土)
14:00 ぶなっこ教室集合・開校式
14:30 「横倉」散策
16:00 世界遺産センター見学・温泉
18:00 夕食
◆10月8日(日)
7:30 朝食
9:00 林業体験
12:30 昼食
13:30 ブナ林散策:「岳岱自然観察教育林」
16:30 温泉
18:00 夕食、ガイドさんをまじえての交流会
◆10月9日(月・祝)
7:00 朝食
8:00 ぶなっこ教室出発
9:30 「小岳」登山
12:00 昼食
15:00 登山口出発
16:30 藤里着・解散
└JR二ツ井駅または大館能代空港までお送りいたします。
※当日の天候や現地の状況により日程を変更することがあります。
【現地へのアクセス例】
あくまで参考例です。
当日までに変更になる可能性もあります。
今一度各自でご確認の上、ご計画ください。
◆JR奥羽本線「二ツ井駅」から「白神ぶなっこ教室」へのアクセス
◇秋北バス「真名子(まなご)」行
「二ツ井駅前」13:09発→「湯の沢温泉入口」13:43着
バス停からぶなっこ教室までは徒歩1分です。
└バス時刻表(1日4~6便)はこちら→
◆JR奥羽本線「二ツ井」駅へのアクセス
◇秋北バス「二ツ井駅前」13:09発に間に合う電車は次のとおりです。
└JR奥羽本線「秋田」発「弘前」行
「秋田」11:38発→「東能代」12:43→「二ツ井」12:59着
└JR奥羽本線「青森」発「秋田」行
「青森」10:40発→「新青森」10:45→「弘前」11:27→
「大館」12:11→「鷹ノ巣」12:27→「二ツ井」12:38着
◇東京方面から直接来る場合の鉄道のアクセス
└JR東京駅→a→JR秋田駅→b→JR二ツ井駅
a: 秋田新幹線こまち3号・秋田行(7:36→11:25)
b: JR奥羽本線・弘前行(11:38→12:59)
乗車券(10,480)+こまち全席指定(7,970)=18,450円
└JR東京駅→c→JR新青森駅→d→JR二ツ井駅
c: 東北新幹線はやぶさ1号・新青森行(6:32→9:49)
d: JR奥羽本線・秋田行(10:45→12:38)
乗車券(11,120)+はやぶさ全席指定(7,200)=18,320円
◇飛行機の場合
└「大館能代空港」(あきた北空港):
鷹ノ巣駅へ車で約20分
└「秋田空港」:
秋田駅へリムジンバスで約40分
◇高速バスの場合
◇池袋駅西口22:00発 → 二ツ井停留所8:05着という便があります。
http://www.shuhokubus-gr.co.jp/express/jupiter.html
【問合せ・申込み先】
認定特定非営利活動法人JUON NETWORK(樹恩ネットワーク)
〒166-8532
東京都杉並区和田3-30-22 大学生協杉並会館内
Tel: 03-5307-1102/Fax: 03-5307-1091
E-mail: juon-office@univcoop.or.jp
!!ご注意とお願い!!
サーバーの相性等によりメールが受け取れないケースがあります。
JUON NETWORKでは、
お申込いただいた方には必ずお返事をいたしておりますので、
お申込みいただいて1週間経っても
こちらからご連絡が行かない場合は、
メールを受け取れていない可能性がございます。
大変お手数をおかけいたしますが、
その際はお電話いただければ幸いです。
★参加希望の方はコチラ→
申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfLbY9Nu4181JfWw5COxeReLC_u9a8v1nH2RD-R3unNT5A2lg/viewform
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『SPF通信』2017.08.31発行
登録 http://www.sp-farm.com/melma.html
解除 y.sato-spf@nifty.com
恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。
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(株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:佐藤)
TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501
〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F
E-Mail : y.sato-spf@nifty.com
ホームページ : http://www.sp-farm.com/
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★(株)エス.ピー.ファームは
企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースをするとともに、
日本の森林と里山を保全し、有効活用する
新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。
Copyright (c) S.P.Farm All rights reserved.
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