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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然をつなぐ~
SPF通信-vol.144-
2017.10.31発行
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今月のSPF通信担当の佐藤です。
日本には県名に“島”がつく県が5つあるそうですが、
10月は広島、徳島、福島と3県続けて訪れる機会がありました。
あと2県。せっかくでしたら伺いたかったものです。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
今から一つひとつ取り組むこと
~今の自分は、過去の自分が作り出している~
2.ブログ「寄り合いひろば」
北海道におけるプランナー実践研修に参加して
3.環境イベント・セミナー情報
11/23(木・祝)秋の体験ボランティア「多摩の森・大自然塾」~学生編~
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今から一つひとつ取り組むこと
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研修などで各地域を訪れた際に、地元の林業関係の方々と話す機会
があるのですが、最近では、「林業大学校の開講」、「木質バイオマス
発電所の稼働」の2つの話題が良く出てきます。それぞれの地域で
人材育成や木材の新たな利活用など積極的に取り組まれており、今後の
展開に期待が高まっています。
一方、いくつかの課題は残されており、林業大学校においては生徒を
集めることに苦労されているところもあります。また、木質バイオマス
発電においては地域によって燃料用の未利用材などの供給不足が懸念
され、安定的に供給していくためには素材生産量を増やす必要があり、
やはり林業の担い手の育成が重要になってきます。
こうした課題はあるものの、一つひとつ試行錯誤をくりかえりし、
これからの林業の発展に向けて“今から”様々な取り組みに挑戦して
いく必要があるのだと思います。
そんな話をしていた中で、“今から”ということが、人の成長に
おいても同じことが言えるのではないかと感じた瞬間がつい最近
ありました。
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今の自分は、過去の自分が作り出している
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見出しのフレーズは、ある県で開催された森林施業プランナー研修の
最終日に講師から研修生へ送られたメッセージです。この日は研修の最後
ということもあり、研修で学んだ事を研修生同士で共有・発表した後、
個人でこれからのプランナー業務に対するアクションプラン(行動計画)
を考えるという流れで行われました。
「今の自分は、過去の自分が作りだした結果でもある。明日になれば
今日は過去になる。研修では時間に制約があり、じっくりと考えるのは
難しいと思うが、それぞれの事業体(勤務先)に帰ったら2~3日、自身
のこれからのアクションプランを本気で考えてほしい」
この言葉を聞いた時に、林業のこれからや森づくり、人づくりも同じ
なのだと感じました。
森づくりは数年、数十年先の将来像を描いてそれまでにどのようなに
管理をしていくかをじっくりと考えていきます。
また、研修での人づくりも、今日研修を受けたという結果ではなく、
ここからがスタート地点として、これから自分がどのように行動し、
何を目指して進むかを明確にすることが大切なのだと思います。
そうした中で例えば数年後、研修生にとって研修を受けたという
“過去”が“今”にどの程度影響を与え、それがどのような行動として
実践されてきたか。それは知識、考え方、モチベーション、他者との
交流など様々あると思いますが、その人の成長の糧となったということが
最大の成果なのではないかと思います。
研修を実施する主催者や講師、運営者としてもそこが一番の楽しみ
でもあります。
各地域における林業の新たな取り組み、森や人づくりもすぐに目に
見える成果がでるものではないと思います。当社でも先は長いかも
しれませんがこれからも多くの森林・林業に関わる方々の人材育成に
地道にお手伝いさせていただく所存です。
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ブログ「寄り合いひろば」
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新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。
企業として森づくりに関わりたい方、
また企業とともに森づくりを行いたい方に
役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。
http://www.sp-farm.com/blog.html
○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181
【New !】ブログ-------------------------------------
北海道におけるプランナー実践研修に参加して
http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=1102733
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」
掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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11/23(木・祝)秋の体験ボランティア「多摩の森・大自然塾」~学生編~
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☆中学生・高校生・専門学生・短大生・大学生向けプログラム☆
◎自然を守るボランティアに体験してみませんか?
【と き】2017年11月23日(木・祝)
【ところ】東京都西多摩郡奥多摩町
【集 合】JR青梅線「鳩ノ巣」駅前 9:40
《参 考》立川8:25発(JR青梅線)~青梅8:56着~青梅8:57発~鳩ノ巣9:37着
【内 容】森づくりボランティア体験
※フィールド案内・手道具の使い方・森づくり作業など
【参加費】200円
【対 象】生徒・学生(中学生以上)
【定 員】30名
【締 切】11月5日(日)
※グループや友人でお申し込みされた場合、別々の班になる可能性がございます。予めご了承下さい。
◎詳細・お申し込みは「多摩の森・大自然塾 鳩ノ巣フィールド」のご案内・報告ページをご覧ください。
http://hatonosu.blog39.fc2.com/blog-entry-313.html
【持ち物】
昼食・飲み物(500mlペットボトル2本以上)・作業に適した格好(手首や足首まで覆われている長袖・長ズボン等)
・滑り止め付き軍手・靴(長靴 or トレッキングシューズ等)・ヘルメットを着用する際に巻く手ぬぐいやバンダナ
・汗拭きタオル・雨具(上下分かれる合羽)・お弁当を入れ両手をあけて歩けるかばん(リュック等)・筆記用具等
【スケジュール(予定)】
9:40 参加者集合、受付、移動(JR青梅線「鳩ノ巣」駅前)
10:00 開塾式
10:15 フィールドへ移動
10:30 森林ボランティア体験活動
12:00 昼食
12:45 森林ボランティア体験活動
14:40 作業終了・下山・道具の手入れ
15:00 各班ごとに振り返り
15:20 閉塾式
15:30 解散
【「多摩の森・大自然塾」森林ボランティア体験講座とは?】
森林が元気であるためには、何十年もの長期的かつ継続的な手入れが必要となります。
「多摩の森・大自然塾」では、四季を通した森林ボランティアの体験を通じて、森林を今よりも身近に感じてもらい、これから自分は、森林のために何ができるのか考えるきっかけづくりをしています。
作業の目的や方法は、作業をはじめる前に説明します。予備知識がなくても気軽に参加していただけます。自分の体力とも相談し、「安全に、楽しく」作業をしましょう。
今回は、学生を対象とした特別編。学生のみなさん、まずは1日、森林とかかわる体験をしてみませんか?
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『SPF通信』2017.10.31発行
登録 http://www.sp-farm.com/melma.html
解除 y.sato-spf@nifty.com
恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。
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(株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:佐藤)
TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501
〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F
E-Mail : y.sato-spf@nifty.com
ホームページ : http://www.sp-farm.com/
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★(株)エス.ピー.ファームは
企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースをするとともに、
日本の森林と里山を保全し、有効活用する
新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。
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