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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然とつなぐ~
SPF通信-vol.31-
2008.4.10発行
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SPF通信担当の海老根です。
当社では販売促進が業務の柱の一つでもあり、
日々開発されるキャンペーン用などのノベルティグッズを
展示会やインターネットで情報収集しているのですが、
そのノベルティグッズのここ数年の動きとして、
ペットボトルのリサイクル素材を使用したものや、
マイバックなど繰り返し使えるエコ販促グッズが増えてきています。
近年、環境への関心が高まる中で、
こうした配布用グッズでも環境に配慮していることが
企業からも消費者からも求められていると実感しています。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
日本の森林を 「使って保全する」新たな仕組み
~ 企業の間伐材活用をご提案するHPがオープン!~
2.ブログ「寄り合いひろば」
農山村地域の知恵と技術を共有財産にする仕組みを
3.環境イベント・セミナー情報
(1)アサヒビール環境文化講座 「人と未来と環境をつなぐ」
『異常気象と環境問題』 ~森と天気の関わり~
(2)エコ×エネ体験ツアー2008@奥只見
~暮らしを支える森と水力発電所~
体験学習参加者募集(学生対象)
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日本の森林を 「使って保全する」新たな仕組み
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日本は国土の約7割にあたる森林を保有し、
うち約4割程度が木材生産を目的とした人工林と言われています。
そして、京都議定書でも森林を整備することで3.8%分の
二酸化炭素の「固定吸収」が認められています。
「木」による二酸化炭素固定収機能を考えたとき、
木を植える、木の生長を促すとともに大切なのが「木づかい」です。
木を燃焼させたり、腐食させたりしてしまうと、
その“入れ物”を失った二酸化炭素は大気中へ放出されますが、
伐採した木を使うことで、「木」の中に二酸化炭素を
より長い間とどめておくことができます。
その間に伐採地で再び植樹すれば大気中にある
二酸化炭素を減らせることになるのです。
しかし、当社が実施した
「企業による日本の森林保全・森林活用動向の調査」※によると、
対象の企業245社のうち、「国産材の利用」というカテゴリーに
当てはまる取り組みを実施していた企業は38社でした。
これは他に「森づくり」「森づくりの支援」「森林環境教育」
「森づくりの姿勢」というカテゴリーがある中で
最も取り組み企業数が少ないという結果になります。
当社では、企業の日本の森林への取り組みとして、
整備活動や資金的な支援、森林というフィールドの活用だけでなく、
「材」という森林資源を使って森を保全することも大切であると考えています。
※調査および企業と国産材の関わり・関わり方の詳細は
ブログ「寄り合いひろば」をご参照ください。
http://www.sp-farm.com/blog.html
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企業の間伐材活用をご提案するHPがオープン!
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調査結果からみえてくる企業の間伐材使用の実態、
その背景には紙・パルプと建材が日本の木材需要の
4割強を占めるという現状を反映しているといえます。
本調査でも商品購入による国産材(間伐材)利用の
ほとんどは間伐材を使用した紙の利用でした。
しかし、間伐材の使用は、さまざまな要因で大掛かりな
森づくり事業に取り組めない場合でも
地球温暖化の抑制や森林保全に貢献できるものなのです。
そこで当社では、企業が具体的に取り組めるお手伝いができるよう、
間伐材商品を企業の販促品や環境教育の教材として活用していただき、
その費用を森林に返し森林の手入れをする費用を捻出する
新たな事業をスタートさせました。
<間伐材活用例>
◎グリーン購入としての活用
間伐材グッズは、購入して使用することだけでも、
地球温暖化防止への取組みや、森林の多機能性を
保全することにつながります。
◎環境コミュニケーションとしての活用
消費者、社員や職員、生徒、地域住民などに間伐材グッズを配布し、
使用してもらうことで環境意識を高めるたり、
間伐材を使ったクラフトワークショップを通じて
環境問題を学ぶ場を提供し、交流を深めることができます。
◎環境保全型プロモーションとしての活用
企業による自社で扱う環境配慮商品の販売促進や
環境ブランドの向上を目的としたプロモーションやキャンペーンで
間伐材グッズをノベルティとして使用することにより、
他社と差別化したプロモーションを行うことができます。
★ご所有・借用している杉林から間伐した材を
原料に間伐材グッズを制作することも可能です。
このような間伐材は工夫次第でもっと活用の場を
広げることができる大切な資源です。
間伐材の活用および、間伐材グッズの購入など、
詳細は専用ホームページをご覧いただき、
お気軽にご相談ください。
http://sp-farm.com/kanbatsu/k_top.html
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ブログ「寄り合いひろば」
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新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。
企業として森づくりに関わりたい方、
また企業とともに森づくりを行いたい方に
役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。
http://www.sp-farm.com/blog.html
○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181
【New !】コラム------------------------------------
農山村地域の知恵と技術を共有財産にする仕組みを
http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=782912
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」
掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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アサヒビール環境文化講座 「人と未来と環境をつなぐ」
『異常気象と環境問題』 ~森と天気の関わり~
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■日程:2008年5月18日(日)
■時間: 17:00~19:00 (16:30開場)
■講師: 森田 正光
(お天気キャスター、気象予報士)
■参加費:無料(要事前申込)
■主催:アサヒビール株式会社 茨城工場
■後援:守谷市
■企画協力:社団法人日本環境教育フォーラム
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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エコ×エネ体験ツアー2008@奥只見
~暮らしを支える森と水力発電所~
体験学習参加者募集(学生対象)
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■日 程/平成20年6月7日(土)~9日(月)
■場 所/奥只見発電所周辺
(新潟県魚沼市と福島県南会津郡桧枝岐村の県境)
■参加費/ツアー参加費無料
(集合場所まで/解散後の交通費は各自ご負担下さい)
■対 象/大学、大学院、短大、高専(4年生以上)、
専門学校に在籍している学生
■定 員/20名(応募者多数の場合、抽選とさせていただきます)
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
『SPF通信』2008.4.10発行
登録 http://www.sp-farm.com/melma.html
解除 s.p.farm1@nifty.com
恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。
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(株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:海老根)
TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501
〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F
E-Mail : s.p.farm1@nifty.com
ホームページ : http://www.sp-farm.com/
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★(㈱)エス.ピー.ファームは
企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースするとともに、
日本の森林と里山を保全し、有効活用する
新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。
Copyright (c) S.P.Farm All rights reserved.
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