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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然とつなぐ~
SPF通信-vol.32-
2008.5.9発行
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SPF通信担当の海老根です。
今年もMr.Childrenの櫻井和寿さんや
音楽プロデューサーの小林武史さんなどが主催する
「エコ意識の共振、共鳴」をテーマにした野外音楽フェス
「ap bank fes ’08」が開催されるそうです。
今年の新たな試みは発生する二酸化炭素を
オフセット(ゼロにすること) する「カーボンオフセット」。
来場者全員の移動で交通機関から発生するCO2量を算出し
金額に換算して、日本の技術をラオスに移転し省エネ機器を導入して
CO2の削減に役立てる取り組みに使用するとのことです。
※「ap bank fes ’08」
http://www.apbank-ecoreso.jp/
(7月19~21日、静岡・掛川市つま恋)
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
”賞”の効果で促進する環境プロジェクト
~ 多角的な効果をもたらす賞のチカラ~
2.ブログ「寄り合いひろば」
酪農家からも見直される木の力
3.環境イベント・セミナー情報
Forsta連続講座 「森林の保全とFSC認証制度を学ぶ」
―私たちの身の回りのFSC―
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”賞”の効果で促進する環境プロジェクト
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4月22日、第17回『地球環境大賞』(フジサンケイグループ主催)の
授賞式が行われました。
「産業の発展と地球環境との共生」を目指したこの賞では、
今回の大賞は分析技術でCO2の60%削減を実現したTDKが受賞。
他にも環境経営の長期ビジョンを評価されたリコーが経済産業大臣賞を、
ふるさとの森づくりやレジ袋無料配布中止を評価されたイオンが
環境大臣賞を受賞しています。
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多角的な効果をもたらす賞のチカラ
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今回のこの『地球環境大賞』ですが、
テレビやインターネットのニュースでもその結果が報道されていました。
賞は取り組みそのものを客観的に評価してもらえるものですが、
こうした受賞者の発表によるPR効果も、
企業にとっては大きな利点といえるでしょう。
受賞の効果というのは他にもあるようです。
例えば、「エコビジネスの芽を見つけ、育てる。」を目的に、
大企業の取り組む環境ビジネスを表彰したり、
NPO及び中小企業やベンチャー企業の環境ビジネスモデルの事業化を
応援したりするコンテストイベント『エコジャパンカップ』。
以前当社でこのコンテストをお手伝いした際には、
受賞者から、以下のような様々な声を聞くことができました。
【プロジェクトへの信頼、将来性を高めることができた】
環境省など公の機関が主催するこのコンテストで評価されたことで、
プロジェクトへの信頼や将来性を高めることができ、
銀行などの融資も受けやすくなった。
<ベンチャーを起業した方より>
【共感者・協力者が増え、ビジネスをサポートしてくれる】
経理や広報、営業など、ビジネスへの思いに共感してくれた方が、
専門知識を活かして、ビジネスを支援してくれるようになった。
<ベンチャーを起業した方より>
【ビジネスの形を整理することができた】
目的、収支、スケジュールなど、
エントリーするためにこれらを改めて整理し、書面化することで、
このビジネスの強み、弱みも明確にできた。
<環境ビジネスの起業を準備中の方より>
【社内のモチベーションがあがった】
特に、大手企業は担当者が中心になり取り組む場合が多いため、
こうした賞の受賞を社内に伝えることで、
社内コンセンサスも得やすくなり、モチベーションもあがった。
<大手企業 CSR担当者より>
このように評価され受賞することはもちろん、
コンテストへの参加そのものでも様々な効果が得られています。
また、『コカ・コーラ環境教育賞』のように企業が賞を主催したり、
実行委員会が主催する賞に企業が協賛することもあります。
このような場合は、賞という形を通じて
企業がどんな取り組みを行い、何を支援したいのか、
企業の姿勢を明確に伝えることができます。
賞というのは客観的に評価してもらえるだけでなく、
多角的な効果から、思わぬチカラを発揮します。
そして、イベント的な雰囲気も盛り上がりに拍車をかけ、
プロジェクトを促進させる要素をたくさん含んでいるものなのです。
新しくプロジェクトをはじめたり、
既存のプロジェクトで倦怠感を感じていたりするときなど、
このような賞に参加してみてはいかがでしょうか。
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ブログ「寄り合いひろば」
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新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。
企業として森づくりに関わりたい方、
また企業とともに森づくりを行いたい方に
役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。
http://www.sp-farm.com/blog.html
○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181
【New !】コラム------------------------------------
酪農家からも見直される木の力
http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=792626
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」
掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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Forsta連続講座 「森林の保全とFSC認証制度を学ぶ」
―私たちの身の回りのFSC―
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■時間: 14:00~16:00 (開場13:30)
■講師: Forsta代表・東京大学名誉教授 太田猛彦
8/9(土)木を伐って使うことがなぜ環境保全になるの!?
低炭素社会とカーボン・ニュートラル
林業の現代的意義
9/13(土)「緑のダム」は本当か?
森林は水を使う
木材生産と水源涵養は両立可能
10/11(土)木を伐って“豊かな”森を作ろう
木は成長するのだ
伐採が豊かな森づくりのはじまり
11/8(土)新しい森の管理
森林のゾーニング
守る森と使う森
12/23(火・祝)森は誰が守るのか
都市・農村・森林自然域
私の「機械化」論
2009年1/17(土) 環境・経済・社会
低炭素社会・循環型社会・自然共生社会
森林認証とCoC認証 他
■主 催: 特定非営利活動法人日本森林管理協議会Forsta
■協 力:アサヒビール株式会社
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。
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(株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:海老根)
TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501
〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F
E-Mail : s.p.farm1@nifty.com
ホームページ : http://www.sp-farm.com/
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★(㈱)エス.ピー.ファームは
企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースするとともに、
日本の森林と里山を保全し、有効活用する
新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。
Copyright (c) S.P.Farm All rights reserved.
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