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SPF通信メルマガ

  CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。


仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝   ~人と人、人と自然とつなぐ~      SPF通信-vol.33-         2008.6.6発行 仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝 SPF通信担当の海老根です。 6月は環境庁が主唱する環境月間。 そして、今年も「COOL BIZ」がスタートしました。 今年は服装だけでなく、「COOL BIZ +(クールビズ プラス)」 ということで、+マイバック、+マイ箸、+自転車通勤・・・と、 ライフスタイルに自分でできるアクションをひとつプラスする 新生活習慣を提案しています。 ※「COOL BIZ +(クールビズ プラス)」HP  http://www.team-6.jp/cool2008/ ◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇ 1.コラム    ”消費”で参加する 生物多様性への取り組み     ~ 水・空気・土地の循環で生物を育む 林業 、農業 ~ 2.ブログ「寄り合いひろば」     CSRとして見直す、自社所有林保全の価値 3.環境イベント・セミナー情報     リコー・地球環境月間シンポジウム    「持続可能な社会を共創するために」 ***********************************************  ”消費”で参加する 生物多様性への取り組み *********************************************** 先月30日、ドイツ西部のボンで開催されていた 生物多様性条約第9回締約国会議(COP9)で、 生物の多様性を維持するため国別目標の設定に向けて 準備を進める方針と、2010年の次回COP10開催地を 名古屋市とすることが決まりました。 こうした社会的な背景の中、企業も動き出しました。 それが、生物多様性の保全を目指して積極的に行動する 企業の集まり 「企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」。 現在、17社が会員企業となり、 国際的な視点から生物多様性の保全に関する共同研究を実施し、 その成果を元に他の企業やステークホルダーとの対話を図ることで、 真に生物多様性の保全に貢献する活動を展開していくそうです。 ※企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB) HP  http://www.jbib.org/ ---------------------------------------------  水・空気・土地の循環で生物を育む 林業 、農業 --------------------------------------------- 今なぜ企業がこうした積極的な動きをみせているのでしょうか。 生物多様性は、生態系のバランスを維持する上で重要である ばかりでなく、私たち人間に生物資源(食料や燃料、衣料や装飾品、 医薬品など)として計り知れない恵みをもたらしてくれています。 この生物多様性というのは、生物多様性条約などには、   ・生態系の多様性   ・種の多様性   ・遺伝的多様性 という3つの多様性をあり、それぞれ保全が必要とされています。 生態系とは、食物連鎖などの生物間の相互関係と、 生物とそれを取り巻く環境の相互関係をとらえた生物社会。 現在、人為的要因や気候の変動により生物を取り巻く環境が変化し、 その生態系がくずれたことで多くの生物が絶滅の危機に瀕しており、 種の減少や遺伝的な劣化が早いスピードで進行しています。 この人為的な要因ですが、 すぐにイメージできるのは熱帯雨林の伐採でしょうか。 しかし、自然と共生する文化の日本では、 むしろ人間の手が入らないことが要因となり、 生物の多様性が失われつつあります。 日本の生活環境で戦後大きく変わったのはエネルギー資源。 戦後、薪・炭といったエネルギーから石油エネルギーに頼るようになり、 裏山の雑木林から木を伐りだすことがなくなりました。 また、木材資源や野菜などの食べ物も輸入に頼るようになりました。 そのため林業や農業という農産地域の産業が低迷してしまい、 森林は放置され、田や畑も荒れています。 こうして人の手が入らなくなった、里山や森林、農地は、 太陽の光が届かない、水・空気・土地の循環が滞るなど、 生物が生息できない環境になってしまうだけでなく、 自然そのものが不健全な状態になります。 このような生物多様性を保全・回復させる取り組みは、 企業の行動や私たちの生活にも大きく関わりがあることなのです。 先日当社がスタートした間伐材をノベルティなどに使っていただく事業や 最近お手伝いをさせいていただいてる有機農法推進の取り組み。 こうした間伐材商品やFSC認証の紙を使用する、 有機農法で生産された野菜を買うなど、”消費”のあり方によっても、 地域が活性化し、生物が棲む自然環境の保全・回復につながります。 地球温暖化防止だけでなく、生物多様性の保全・回復に貢献できる ”消費”のあり方を見直すべきではないでしょうか。 ***************************   ブログ「寄り合いひろば」 *************************** 新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。 企業として森づくりに関わりたい方、 また企業とともに森づくりを行いたい方に 役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。 http://www.sp-farm.com/blog.html  ○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査  ○企業と森林の関わり  ○企業と森林の関わり方 ◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181   【New !】コラム------------------------------------   CSRとして見直す、自社所有林保全の価値   http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=802032 ------------------------------------------------ ********************************    環境イベント・セミナー情報 ******************************** ※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」  掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。  下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は  こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi --------------------------------------------------------------  リコー・地球環境月間シンポジウム「持続可能な社会を共創するために」    ~ 第3回 生物多様性の恩恵を共有する。       企業と地域社会、持続的な発展を目指して ~ -------------------------------------------------------------- ■日時: 2008年6月30日(月) 14:00~18:00(予定) ■場所: 日本科学未来館 ■定員: 250名(入場無料.応募多数の場合は先着順) ■主催:(株)リコー ■協力: 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)、       コンサベーション・インターナショナル(CI)、       (独)国際協力機構、日本経団連自然保護協議会、       チョコレボ実行委員会(予定) 詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ◆◇◆間伐材で環境保全活動!◆◇◆     間伐材グッズ&クラフトワークショップ   http://www.sp-farm.com/kanbatsu/k_top.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『SPF通信』2008.6.6発行 登録 http://www.sp-farm.com/melma.html 解除 s.p.farm1@nifty.com      恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ (株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:海老根)  TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501 〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F E-Mail : s.p.farm1@nifty.com ホームページ : http://www.sp-farm.com/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ★(㈱)エス.ピー.ファームは 企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、 企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースするとともに、 日本の森林と里山を保全し、有効活用する 新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。 Copyright (c) S.P.Farm All rights reserved.


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