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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然とつなぐ~
SPF通信-vol.34-
2008.7.11発行
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SPF通信担当の海老根です。
米General Motors(GM)社などが実施し、5月に発表した
燃料効率と自動車意識の調査。
この調査によると、回答した女性の9割り近くが、おしゃべりするなら
『ポルシェ』(最新型のスポーツカー)に乗っている男性よりも
『プリウス』(最新型の低燃費自動車)に乗っている男性の方が
好ましいという結果になったそうです。
日本でも3月に滝川クリステルアナウンサーが
「理想の男性は地球に優しい人」と答えたことが話題になりました。
今や”エコ”はモテる男性の必須条件なのでしょうか。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
消費者に響く、信頼できる” エコ ”情報の発信
~ 短絡的ではない、具体的な” エコ ”PRを ~
2.ブログ「寄り合いひろば」
今、何を伝えるべきか?環境問題におけるマスメディアの役割
3.環境イベント・セミナー情報
(1)第103回環境ゼミナール
平成19年度 森林・林業白書について ~林業の新たな挑戦~
(2)「鳩ノ巣 森林の楽校2008夏」
森づくり体験50%+自然散策50%
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消費者に響く、信頼できる” エコ ”情報の発信
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6月は環境月間。そして今回の洞爺湖サミットもあり、
テレビや雑誌などではエコ特集が組まれたり、
企業もキャンペーンやCMを実施したりと、
今日では” エコ ”という言葉を聞かない日はありません。
博報堂生活総合研究所が3月に実施した『世界8都市・環境生活調査』でも、
「地球温暖化への危機感」(88.4%)、
「経済発展より環境保護を優先」(90.2%)
と、東京の生活者の環境意識は世界8都市中トップでした。
これまで、環境への最大の問題は”無関心”とされてきました。
しかしこうした意識調査などをみると、温度差はあるにせよ
関心を持っている人は増えてきたようです。
そして、最近はマイ箸やマイバッグを持ち歩くなど、
できることから始めている消費者が増えてきています。
その動機として、本メルマガの最初に触れたように、
「モテるから」というのも有りだと思います。
イメージ先行で行動する消費者にとって、
これは自然な行動心理ではないでしょうか。
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短絡的ではない、具体的な” エコ ”PRを
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しかし、時代の先を仕掛けるべき企業としては、
いつもでもイメージ先行のままでよいのでしょうか?
近年、「環境ブランドイメージ」=「企業ブランドイメージ」といわれ、
多くの企業が環境への配慮の代名詞のように” エコ ”をPRしてきました。
その盛り上がりの象徴的な動きが、この環境月間だったような気がしますが、
内容をみると何がエコなのかよく分からない、イメージ先行の短絡的な
ものが非常に多いように感じています。
さらに、” エコ ”と称されている商品でも、
実はその商品の製造に膨大なエネルギーを使っていたり、
エネルギーを作り出すのに、大量のCO2を排出していたり、
よくよく調べると疑問に思う商品もあります。
このようにどこの企業でもエコをPRしている昨今、
短絡的なイメージ先行では他社との差別化ができないだけでなく、
下手をすると消費者からの信頼をなくしてしまうかもしれません。
本来、環境への取り組みはブームであってはいけません。
例え、消費者のエコな行動への動機がイメージ先行であっても、
飽きたからやめるのでなく、最初の行動をきっかけに継続して、
ライフスタイルをシフトさせて行かなければならないものです。
こうした状況におかれている消費者が支持するのは、
信頼できる” エコ ”を発信する企業です。
イメージ先行で、具体的なことは見えてこない” エコ ”PRは
いずれ消費者へのブランドイメージとして響かなくなるでしょう。
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ブログ「寄り合いひろば」
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新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。
企業として森づくりに関わりたい方、
また企業とともに森づくりを行いたい方に
役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。
http://www.sp-farm.com/blog.html
○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181
【New !】コラム--------------------------------------------
今、何を伝えるべきか?環境問題におけるマスメディアの役割
http://tsubuyaki.sp-farm.com/?eid=812737
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」
掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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第103回環境ゼミナール
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■日 時/2008年7月16日(水)17:00~18:30
■場 所/財団法人 日本環境財団
■テーマ/ 平成19年度 森林・林業白書について ~林業の新たな挑戦~
■講 師/ 松永 彦次 氏 林野庁企画課 年次報告班課長補佐
■会 費/無料
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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「鳩ノ巣 森林の楽校2008夏」
森づくり体験50%+自然散策50%
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■日 時/2008年7月26日(土)
■場 所/東京都西多摩郡奥多摩町
■参加費/学生・会員1000円/一般2000円(保険料・交流会費等)
■内 容/森林保全についてレクチャー・ネイチャーゲーム
作業体験(下刈り*)・交流会
[オプション]:「もえぎの湯」での温泉入浴
■定 員/20名
■締 切/7月18日(金) ※過ぎた場合はご相談下さい。
■主 催/JUON NETWORK
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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◆◇◆間伐材で環境保全活動!◆◇◆
間伐材グッズ&クラフトワークショップ
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『SPF通信』2008.7.11発行
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解除 s.p.farm1@nifty.com
恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。
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企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
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