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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然とつなぐ~
SPF通信-vol.51-
2009.12.4発行
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SPF通信担当の海老根です。
先日、ゲレンデに滑りに行ってきました。
この時期だとまだ人口雪で作ったコースのみですが、
これから続々とスキー場がオープンしていきます。
ただ、年々雪が減っていますね。
以前は暖冬の年があっても、翌年は寒い冬になったりしたのですが、
最近は暖冬続きだし、気温が下がらずに
降っても雪にならないで雨になってしまうことがあります。
これも地球温暖化の影響でしょうね。
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
7割の企業が「生物多様性は重要であるが自社との関連性は低い」
~関連性の分析を重視し、方針を明確にした取り組みを~
2.ブログ「寄り合いひろば」
生物多様性COP10に向けて~企業と生物多様性その8
「生態系・生息地保護」(2)
3.環境イベント・セミナー情報
日経BP環境プロジェクト
日経エコロジー 日経BP環境経営フォーラム スクエア
~企業・自治体・学校など、あらゆる立場から
環境ビジネスの新たな可能性を探る~
『山村・森林の豊かさが、日本の力になる 山村再生支援センター』
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7割の企業が「生物多様性は重要であるが自社との関連性は低い」
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COP10まで1年と迫り、生物多様性への関心も高まりつつありますが、
2006年に環境省が実施した「企業の生物多様性に対する認識」という
アンケート調査では、8割の企業が「生物多様性の取り組みをしていない」、
7割が「生物多様性は自社の活動との関連性は低いと考えている」と
いう結果でした。
しかし実際は、原材料の調達から、製造・輸送・流通といった操業、
工場建設などの土地利用にいたるまで、
ほぼすべての過程で企業活動は生物多様性と関係しています。
このアンケートは2006年なので、近年では少し状況が変わってきて
いるかもしませんが、「自社の活動との関係性が低い」という認識は、
今でも多数派な気がします。
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関連性の分析を重視し、方針を明確にした取り組みを
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その背景には、生物多様性が多岐にわたり複雑な概念なので、
自社の活動の関係性が分かりづらいことがあげられます。
先月末、当社のスタッフも参加した、
三井住友海上火災保険(株)の主催する「企業が語るいきものがたりPart3
~COP10に向け、企業がとるべき行動について考える~」では、
JBIB(企業と生物多様性イニシアティブ)により、
この関連性の明確化した「関連性マップ」が紹介されていました。
このマップを見ると、1つの企業が、
原材料の調達、設計・製造、輸送・販売、使用・保守、
回収・リサイクル、土地利用(工場建設、植栽)といった段階において、
どのように生物多様性を関連があるのか一目でわかります。
このように関連性が明確になれば、その分析をもとに
企業として生物多様性への取り組みの方針を立てることができ、
そこから、鉱物資源やエネルギー資源など調達先を
生物多様性への配慮がなされたところを選択する等、
自社が取り組むべき行動が導きだされます。
この取り組みの進め方は、環境省が提唱する
「生物多様性民間参画ガイドライン」でも示されてます。
国際的に関心が高まる生物多様性。
「自社の活動とは関連性が低い」と思い込んでいませんか?
地球温暖化防止も最初はそうでした。
しかし、国際的な関心が高まり、社会的責任として求められてから、
各企業が一気に動きはじめ、現在にいたります。
生物多様性もCOP10を機に、その取り組みが社会から求められるでしょう。
一度、自社の活動との関連性を整理してみてはいかがでしょうか。
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ブログ「寄り合いひろば」
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企業として森づくりに関わりたい方、
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○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
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【New !】コラム---------------------------------------------
生物多様性COP10に向けて~企業と生物多様性その8
「生態系・生息地保護」(2)
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環境イベント・セミナー情報
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日経BP環境プロジェクト
日経エコロジー 日経BP環境経営フォーラム スクエア
~企業・自治体・学校など、あらゆる立場から
環境ビジネスの新たな可能性を探る~
『山村・森林の豊かさが、日本の力になる 山村再生支援センター』
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