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CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。
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~人と人、人と自然とつなぐ~
SPF通信-vol.56-
2010.05.10発行
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SPF通信担当の海老根です。
5月22日は国連の定めた国際生物多様性の日。
生物多様性条約事務局は、この日の午前10時に、
世界各地の青少年の手で、それぞれの学校の敷地などに
植樹等を行うことを、「グリーンウェイブ」として呼び掛けています。
環境省、国土交通省及び林野庁でも、
この日を中心に3月1日~5月31日を「グリーンウェイブ2010」期間として、
学校等教育機関、青少年団体、NGO/NPO、地方公共団体等に
広く参加を呼びかけていて、
企業にも社員やその家族を募った植樹行事の開催等や、
キャンペーンへの協力を呼びかけています。
「グリーンウェイブ2010」公式HP http://greenwave.go.jp/
◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇
1.コラム
『協働』から『協創』へ 新しい価値や仕組みを創るパートナーシップ
~強みを引き出し、整理・カタチにするコーディネータ役~
2.ブログ「寄り合いひろば」
伝統木工技術『組子(くみこ)』を通じて環境保全につなぐ
3.環境イベント・セミナー情報
(1)エコライフ・フェア2010
(2)環境教育プログラム体験セミナー
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『協働』から『協創』へ 新しい価値や仕組みを創るパートナーシップ
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同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働く『協働』という言葉。
もうすっかり定着して「企業とNPOの協働」などとよく使われています。
近年は、その『協働』をさらに深め、より発展的な言葉として
『協創』という造語が生まれ使われるようになってきました。
『協創』とは、補完し合うというような弱い連携ではなく、
自分の強みを磨き上げた者同士が、新しい価値を創造するという
共通の目的を目指す連携のことを言います。
(株)日立製作所のように、日立とその顧客企業(メーカーや商社)が
協創することで新商品の開発を行っている企業もあれば、
香川県丸亀市のように、行政と市民・NPOが協創することで、
よりよいまちづくりを目指しているところもあります。
そして、企業とNPOの協創からは、社会的なプロジェクトや
ソーシャルビジネスが生まれています。
例えば、日本電気(株)とNPO法人アサザ基金の協創により、
アサザプロジェクト(霞ヶ浦)では、社員参加による地域の活性化だけでなく、
酒米による酒造りや、ITによる環境モニタリングシステムを
導入することで保全再生過程の把握するといった
今後の取り組みの指針に役立つ研究が行われています。
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強みを引き出し、整理・カタチにするコーディネータ役
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このように、企業とNPO等の社会的な団体が協創することは、
双方の強みを活かした、社会貢献的なビジネスを生み出し、
経済活動にも結びついた、よりよい社会の創造につながります。
しかし、この企業とNPOの協創にはなかなか難しいところがあります。
それは、視点の違い。
この視点の違いが、異なるセクターが協創する上で、
大きな意味を持ち重要でもあるのですが、
この視点の違いをよく理解し、
お互いのニーズをマッチさせることができないとカタチになりません。
そこで大切なのが、双方をつなぐコーディネータ役です。
企業で行われている「マルチステークホルダー・ダイアログ(対話)」
などでも、その場をファシリテートできるコーディネータ役が
いるか否かで、生まれるものが全く変わってきます。
企画=アイデア×ネットワーク×スキルといいます。
企業とNPOの出会いがネットワークで、
双方が持つ強みをアイデアとするならば、
それをカタチにするには、スキル(技術)が必要なのです。
当社でも、現在、企業とNPOあるいは行政をつなぎ、
新しいプロジェクトを開始しようとしています。
双方の強みを引き出し、整理し、その思いをカタチにする。
今後はこうした『協創』によるプロジェクトが、
社会的に大きな意味をもたらしてくると思います。
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ブログ「寄り合いひろば」
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新しい“森林活用のかたち”を提案するブログ「寄り合いひろば」。
企業として森づくりに関わりたい方、
また企業とともに森づくりを行いたい方に
役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。
http://www.sp-farm.com/blog.html
○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査
○企業と森林の関わり
○企業と森林の関わり方
◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は
こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181
【New !】コラム---------------------------------------------
伝統木工技術『組子(くみこ)』を通じて環境保全につなぐ
http://tsubuyaki.sp-farm.com:80/?eid=1037258
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環境イベント・セミナー情報
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※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」
掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。
下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は
こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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エコライフ・フェア2010
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6月は環境月間です。
環境省は、この環境月間の行事として「エコライフ・フェア2010」
を開催しており、子供から大人まで、楽しみながらライフスタイルを
見つめなおすきっかけとなる、さまざまなブースが出展しています。
■会場/都立代々木公園(ケヤキ並木・イベント広場)
■日時/6月5日(土)11:00~17:00
6月6日(日)10:00~17:00
■主催/環境省
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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環境教育プログラム体験セミナー
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財団法人キープ協会では、環境教育プログラムに関心のある、
企業・自治体・団体・施設の職員の方にお勧めのプログラムを
開催します。
■期 日/2010年7月2日(金)14:30~7月3日(土)15:00<1泊2日>
■主 催/財団法人キープ協会
■後 援/環境省(申請中)・林野庁(申請中)
■開催地/山梨県清里高原 財団法人キープ協会
■宿 泊/清泉寮
■定 員/20名
■参加費/24,000円(税込/1泊3食・プログラム費・教材費・保険代など)
※キープまでの交通費は含みません
詳細⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi
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◆◇◆間伐材で環境保全活動!◆◇◆
間伐材グッズ&クラフトワークショップ
http://www.sp-farm.com/kanbatsu/k_top.html
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『SPF通信』2010.05.10発行
登録 http://www.sp-farm.com/melma.html
解除 s.p.farm1@nifty.com
恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。
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(株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:海老根)
TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501
〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F
E-Mail : s.p.farm1@nifty.com
ホームページ : http://www.sp-farm.com/
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★(㈱)エス.ピー.ファームは
企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、
企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースするとともに、
日本の森林と里山を保全し、有効活用する
新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。
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